<内容>
平成14年4月に落成した西の久保公園管理棟(やまびこ館)は、園内での野外活動や交流活動の中心施設。室内には多目的ホール(40人)・工芸室(40人)があり、誰でも自由に利用することができる(但し、団体で優先的に利用する場合は許可が必要)。
西の久保公園は、「自然を楽しみ、自然に学ぶ、憩いの空間」として平成13年3月に一部(8ha)を開園して、園内には、多目的広場・花見の丘・せせらぎ水路など、自然を活かした多くの施設がある。
今後は、湿生植物園(ハナショウブなど)、自然生態園などを計画。人と自然が共生できる公園として、平成17年度完成を目指し整備が進んでいる。
【駐車場】身障者用トイレ
【出入口】引戸、段差なし
【スロープ】建物左側に設置
【手すり】多目的トイレに設置
【トイレ】多目的トイレ(建物の内部と外部に設置)、自動点灯式
【案内・サイン】一部あり
【その他】車いす利用可
<感想>
館内は、床に天草椎(しい)、壁や天井に杉の木がふんだんに使われていて、まさに木の温もりを感じるやすらぎの空間でした。施設には、スロープや多目的トイレが設置してある他、段差のない造りとなっているため、車いすでも利用することが出来ます。
園内には、広々とした芝生スペースがあり、子どもから高齢者まで目的に応じて利用することが出来ます。また、5種類300本の桜をはじめ、たくさんの樹木や花は来園者に憩いを与えてくれることでしょう。UD対応の多目的トイレ(4箇所)が設置されているため、安心です。園内の案内表示については、現在整備途中であるため、まだ不十分ですが、完成に併せて計画的に整備を進めるそうです。是非一度お越しになり、いろいろな活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。
(本渡市UDレポーター 植田伸広)
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建物の外観

手すりが付けられたスロープ

木の温もりを感じる見晴らしの丘の多目的トイレ

公園入口にある多目的トイレ

公園入口にある多目的トイレ内のおむつ交換台
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